交際費が節税の基本

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交際費を制するものが経費を制す

交際費は税務署が最も狙いたい経費の王様です。移動や飲食に関連する経費だけに、仕事とプライベートの線引きがわかりにくい経費でもあります。もちろん仕事への関与が前提ですが、考え方次第では、これまで未計上だったものでも参入できるかもしれませんよ。

交際費が節税の基本

個人事業で節税を行うなら、あらゆる生活費を経費にできる、交際費に着目することが基本です。交際費とはビジネス上の付き合いを円滑にする為の、いわば食事代や交通費に該当する出費です。個人事業主では、法人の交際費に対して接待交際費というのが正しい名称で、飲食費やタクシー代などがあてはまります。

接待交際費、いわゆる交際費として認められるのは、仕入先や取引先との関係を円滑にしたり、事業に関係する話し合いを行う時などの費用です。

これにはお中元やお歳暮、慶弔費にお土産もあてはまりますし、接待でゴルフをする時にもその費用を経費として計上できます。接待交際費においては消費税が課税されますが、現金のお祝い金や見舞金などは非課税となります。金券類の購入も必要経費で行っていれば、消費税は課税されないのでお得です。

納税時には、誰に何をいくら使ったかという精査が行われるので、何でも必要経費にできるわけではありませんし、目的に見合わない金額だと却下されます。しかし、経費として計上するのは自由ですし、個人事業主だと接待交際費の上限はないので、取り敢えず計上してみることができます。

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交際費額の指標

どの程度の金額を経費に算入するか、これは国税庁が発表する会社標本調査のデータが参考になります。会社標本調査は法人についてまとめた情報ですが、個人事業主が接待交際費を考える上での、1つの指標になり得ます。

資本金1000万円未満の法人だと、1社あたり90万円未満の出費で、1000万から5000万円以下では約200万円です。

個人事業だともう少し支出は抑えられるので、このあたりが交際費の割合を決める目安となるでしょう。当然ですが、取引先相手を接待する際にお金を沢山使った場合は、接待交際費の金額が大きくなったとしても、正当な必要経費として計上可能です。

カフェでコーヒーを飲んだり、10分程度の僅かなやり取りだとしても、仕入先や取引先と関係して飲食をしているなら、複式簿記に帳簿が付けられます。

帳簿の付け方

帳簿の付け方は、出費が発生した日付と名目を添えた借方の金額に、同じく貸方の金額と用途の摘要を記入するやり方です。摘要には何処の誰と打ち合わせ、といった感じで簡単に記録を付けて行きます。

交際費に認められているのは、あくまでも仕事上の相手との出費ですから、仕事に無関係な家族と飲食をしても経費の計上はできないです。少額なら税務署も分からないでしょうが、何度も似たような支出が発生していれば、税務署はそこに目を付けて追及してきます。

更に、仕事上の付き合いがある相手に対する出費でも、常識の範囲を超えた金額だと詳しい説明が求められます。1回で1人に対して100万円規模のお金を使った、このような場合は間違いなく不自然な出費になります。

また例外的に、政治献金や寄付などの名目だと接待交際費にはならないです。献金と寄付は接待ではありませんし、交際費というのも違うので当然の判断です。接待交際費は自己申告なので、つこうと思えば嘘もつけますが、結局のところはバレて損をする結果に至ります。

何より追及されると説明が面倒ですから、記帳は正確に思い出せるように記録しておき、何時でも堂々と証明できるようにすることが必要です。

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接待に関連する交通費

移動時に発生した交通費は、接待や交際に限らず、事業に関係している出費なら経費になります。例えば資料集めで街へ買い物に出掛けたり、取材や写真撮影で遠出をするのもありです。

1駅だけの電車利用や、長距離のタクシー移動においても、仕事上の移動なら全てが経費です。経費で実家に帰省をするのは難しいですが、帰省に仕事が関係していれば、経費で落とせる可能性が高まります。

交通費だけで高額だと税務署に尋ねられますから、出費の目的を明確にした上で、実際に移動が必要で経費が発生した証拠を残しておきましょう。外出先で購入した商品のレシート、もしくは飲食店での領収証などがその場にいた証明、それに証明を後押しする証拠になります。

交際費のポイントは裏付け記録

交通費が経費になるということは、目的と名目次第では電車や飛行機、更には船なども必要経費に該当します。現地で借りるレンタカーも経費になりますし、レンタルサイクルのような小さな出費も同様です。電車やバスなら定期や回数券が、タクシーであればタクシー券も認められるでしょう。

仕事に使う車であればガソリン代や駐車場代も計上できます。自家用車も対象に入るので、仕事の車か否かに関係なく、用途で支出した分を記帳するのが得策です。勿論、高速道路代に有料道路の通行料も、個人事業の交通費の名目で分類できるようになっています。

宿泊費も旅費交通費で計上が行えますから、ホテルや旅館などに泊まったら、記録を残しておいて後で記帳です。ただし、家族のプライベートな移動も兼ねて交通費を使った場合は、家事按分で経費分を導き出すことが不可欠です。

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スーツや靴も考え方次第では交際費

最終的な判断は税務署に委ねられますが、経費の判断は細かく行われるので、按分できるものについては計算結果が問われます。いくら交際に欠かせないものであっても、スーツや靴にメガネなどは認められにくいです。

元々衣服代は経費になりにくいので、計上できるつもりで高級なオーダースーツを購入するのは間違いです。

ただし、高級スーツや高級な靴でしか成立しない仕事などは経費になりうるかもしれません。例えば、顧客の評価がスーツや靴というケースもあるかもしれません。その場合は、堂々と言い切る方が説得力がありますね。

給与所得者であれば、特定支出控除で衣服代の控除が受けられますから、会社勤めで個人事業も行っていれば節税できます。同様にヘアカットやエステ代なども、交際費で申告するのは難しい出費です。

社外か社内かも交際費のポイント

交際費といえば、社外の関係者との支出のイメージですが、企業なら社員に使ってもそれは経費です。個人事業主の場合も、従業員を雇用することは可能ですから、出費の目的によっては経費で賄えます。

従業員が相手だと利厚生費の名目になるので、そこは交際費と別に考える必要はありますが、経費で処理できるのは共通で節税において大きいです。大切なのは、どのような名目でも事業に必要な支出だと証明を行い、認めてもらえる可能性を諦めないことです。

生活費も場合によっては交際費扱いにできるので、取引先の誰かと一緒に何かを購入したり、仕入先の人ともサービスを利用したら、迷わず記録を付けておきましょう。

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